お世話になっております。
受験生にとっては、受験追い込み時期。
過去問を使って演習を行割れているかと思います。
よくある光景ですが、自分で学習を行うことに慣れていない生徒さんの場合、過去問をやっても「単純に見直しをして終わり。」というケースは珍しくありませんし、「解いただけ」では過去問を解いた時間も勿体無いです。
そのため、解けなかった問題の類題演習を行いましょう。
最近はAIも非常に優秀なため、問題を読み込ませれば、それだけで類題を作ってくれます。
例えば、一次関数の文章題を作ってください。と、AIにお願いした結果、こんな感じで出題されました。↓
問題
ある工場では、A社から原材料を仕入れています。工場では毎日一定量の原材料を消費しており、仕入れた日から毎日の消費によって在庫量が減少します。
1回の仕入れでは、300kgの原材料をまとめて購入します。毎日20kgずつ消費していきます。
(1) 原材料の在庫量 yyy を、仕入れた日から経過した日数 xxx を用いて表しなさい。ただし、x=0x = 0x=0 のとき、仕入れた日を表すものとします。
(2) 仕入れた日から7日後の原材料の在庫量を求めなさい。
(3) 在庫が100kgになるのは、仕入れた日から何日後か求めなさい。
(4) 工場では、原材料がなくなる前日(在庫量が0kgになる直前の日)に次の仕入れを行います。この工場では、在庫量が0kgになる直前に行う仕入れを繰り返すことで、毎日一定量の原材料を確保しています。仕入れの間隔(日数)を求めなさい。
解説
(1) 一次関数の式を立てる
初めに仕入れた量が300kgなので、x=0x = 0x=0 のとき y=300y = 300y=300 です(切片が300)。毎日20kgずつ消費するので、1日あたりの減少量(変化の割合、傾き)は −20-20−20 です。よって、一次関数の式は次のようになります:
y=−20x+300y = -20x + 300y=−20x+300
(2) x=7x = 7x=7 のときの在庫量を求める
一次関数の式 y=−20x+300y = -20x + 300y=−20x+300 に x=7x = 7x=7 を代入します:
y=−20(7)+300=−140+300=160y = -20(7) + 300 = -140 + 300 = 160y=−20(7)+300=−140+300=160
したがって、仕入れた日から7日後の在庫量は 160kg です。
(3) 在庫が100kgになるときの xxx を求める
y=100y = 100y=100 を y=−20x+300y = -20x + 300y=−20x+300 に代入して解きます:
100=−20x+300100 = -20x + 300100=−20x+300
両辺から300を引きます:
−200=−20x-200 = -20x−200=−20x
両辺を −20-20−20 で割ります:
x=10x = 10x=10
したがって、在庫が100kgになるのは仕入れた日から 10日後 です。
(4) 在庫が0kgになる日を求める
在庫がなくなるのは y=0y = 0y=0 のときです。一次関数の式 y=−20x+300y = -20x + 300y=−20x+300 に y=0y = 0y=0 を代入します:
0=−20x+3000 = -20x + 3000=−20x+300
両辺から300を引きます:
−300=−20x-300 = -20x−300=−20x
両辺を −20-20−20 で割ります:
x=15x = 15x=15
在庫が0kgになるのは 15日後 です。次の仕入れは原材料がなくなる直前に行うため、仕入れの間隔は 15日 となります。
最終回答
(1) y=−20x+300y = -20x + 300y=−20x+300
(2) 160kg
(3) 10日後
(4) 15日
この問題では、一次関数の基本的な式の構築から、方程式を解く応用力までを問うています。さらに、(4) ではグラフの意味や実際の状況をイメージする力も必要です。
こんな感じで、問題を入力したら、それだけですぐに練習問題を作ってくれます。
これ、他の科目でも色々と作成が可能です。
正直、そのうち塾なんかいらなくなるんじゃないかと思ってしまいます。。。。
学習塾を生業としている自分も、正直AIの勉強を進めていく度に恐怖を感じる時があります。。。
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