お世話になっております。
最近、風邪やインフルエンザ、コロナによって、生徒さんが体調を崩されてのお休みのご連絡を頻繁にいただきます。
学校によっては学級閉鎖でしたり、ひどいところは学校閉鎖もある見たいです。
ちょっと前に、「風邪の予防に生姜を使ってはいかがでしょうか?」といった内容を上げさせていただきましたが、生姜は薬味ともあり、色々と応用が効きます。
というわけで、そんな生姜を使ったスープのレシピを少しご紹介。
生姜入り鶏団子スープ(4人分)
材料(4人分)【鶏団子】
鶏ひき肉:300g
生姜(すりおろし):小さじ1~2(約10g目安)
塩:少々(ひとつまみ)
酒:小さじ1
醤油:小さじ1/2
片栗粉:大さじ1
【スープ】
出汁(鰹だし、鶏ガラスープ、コンソメなど好みで):約1200ml
酒:大さじ1
醤油:大さじ1(味をみて調整)
塩:小さじ1/2~(味をみて調整)
【具材例】
白菜:2~3枚(約200~250g)ざく切り
にんじん:1/2本 薄い半月切り
長ねぎ:1/2本 斜め切り
きのこ類(しいたけ、えのき、まいたけなど):適量
【仕上げ用】
生姜(千切り):適量(お好みで)
青ねぎや三つ葉:適量(彩り用)
作り方
鶏団子の準備:
ボウルに鶏ひき肉、生姜のすりおろし、塩、酒、醤油、片栗粉を入れ、粘りが出るまでしっかり練る。
粘りが出たら、冷蔵庫で15~30分ほど休ませると成形しやすくなる。
スープを煮る:
鍋に水または出汁を入れ、火にかける。
沸騰直前で火を弱め、用意した白菜、にんじん、きのこ類、長ねぎなどの野菜を加える。
酒と醤油、塩で下味を調える。味をみて足りなければ調整する。
鶏団子を成形・投入:
スプーン2本を使って、鶏団子生地を一口大に丸め、沸騰したスープに静かに落とす。
鶏団子が浮かんできたら火を中弱火にし、そのまま5~7分ほど火を通す。(鶏肉にしっかり火が通るまで煮ること)
仕上げ:
最後に味をみて、塩や醤油で微調整する。
器に盛り、生姜の千切りや青ねぎを散らして完成。
ポイント:
生姜は鶏団子生地にしっかり練り込むことで、風味とほんのりした辛味が全体に広がります。
スープベースは和風だしや鶏ガラスープ、コンソメなどお好みで。優しい味にしたい場合は和風出汁がおすすめ。
仕上げに追加の生姜の千切りを散らすとさらに香り高く、身体が温まる一品になります。
生姜と卵の中華風スープ(4人分)
【材料】
鶏ガラスープ(顆粒を溶かしたもの):約1200ml
生姜:15~20g(親指大程度)
卵:2個
春雨(乾燥):40~50g
にんじん:1/2本(細切り)
しいたけ:2~3枚(薄切り)
長ねぎ:1/2本(斜め薄切り)
塩・醤油:各適量(味をみて調整)
ごま油:小さじ1~2
白こしょう:少々(お好みで)
青ねぎまたは香菜(飾り用・お好みで):適量
【作り方】
下ごしらえ:
生姜は皮をむき、千切りまたはせん切りにする。細めに切ることで、生姜の香りが引き立ちやすい。
にんじん、しいたけ、長ねぎはそれぞれカットする。
卵は割りほぐしておく。
春雨は表示通りに戻し、食べやすい長さに切る(短めに切ると食べやすい)。
スープを煮る:
鍋に水または鶏ガラスープを入れ、中火で加熱する。
沸騰したら、生姜の千切り、にんじん、しいたけ、長ねぎを加え、野菜に火が通るまで煮る(3~5分程度)。
野菜がしんなりしたら春雨を加え、さらに1分ほど煮る。
調味と卵入れ:
味をみながら塩・醤油で調える。中華スープらしくするなら醤油は控えめで、塩ベースで味を整えるとよい。
火を弱め、箸やスプーンで鍋をかき回しながら、溶き卵を細く流し入れる。卵がふわりと固まってきたら火を止める。
仕上げ:
ごま油を最後に香り付けとして回し入れる。
器に盛り付けたら、お好みで青ねぎや香菜を散らし、白こしょうをひとふりして完成。
【ポイント】
生姜は多めに使うことで身体を温める効果が期待できるうえ、スープ全体に爽やかな風味をもたらします。
スープベースは鶏ガラスープの素を使うと手軽ですが、野菜ベースでもアレンジ可能です。
具材はシンプルでも、生姜と卵で優しい味わいの中にコクと香りを感じる一品になります。
春雨を入れることでボリュームが増し、軽い食事としてもおすすめです。
このスープは寒い季節や、体調を整えたいときにもぴったりの生姜活用レシピです。
豚肉の生姜焼きとか代表的なものもありますが、スープにすることで、生姜独特の絡みが苦手だという方も取りやすくなるかと思います。
また、スープなので、夜食にもちょうど良い感じです。
受験生にとっては、年が明けたらすぐに入試になります。生徒さんの体調管理が、保護者さんの一番のお仕事になりますので、少しでもお役立ていただければ幸いです。
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