お世話になっております。
数学が苦手だ!計算なんか見たくもない!!
という生徒さん、毎年そんな生徒さんがいらっしゃいますが、そんな生徒さん、大きく分けて2通りいらしゃいます。
・極端に計算が遅い生徒
・逆に、極端に暗算が早い生徒
・極点に計算が遅い生徒さんの場合
数字の判断に時間がかかっているケースが多いです。
まずは、二桁の足し算引き算の計算が、10問あたり1分を目安にできるようになりましょう。なぜ二桁の計算なのか?
計算というのは、言ってしまえば数字の判断の連続です。
小学校低学年の二桁計算から、中学年になると桁の大きな計算・小数の計算、小学校高学年の分数の計算になると、通分と約分の判断も必要になってきます。
また、中学生になってくると、+とーの正負の判断も必要になってきますし、文字(xとかy等)の判断も必要になってきます。
その最も基本的な判断というのが、2桁の足し算引き算の、繰り上がりと繰り下がりになります。
それぞれの計算の判断が、迷いなく出来てきたら、次の逆に「極端に暗算が早い生徒さんの場合」と同じく、計算式を書いていく練習を行いましょう。
・逆に、極端に暗算が早い生徒さんの場合
極端に暗算が早い生徒さんの場合、計算式を書かないorどう書いていけばいいか分かっていない生徒さんが多いです。
計算を書かない生徒さんの場合は、単純に書くように癖つけていけばいいだけですが、問題は、どう書けばいいか分かっていない生徒さんです。
この手の生徒さんの場合、どう書き進めていいかをよく分かっていないため、計算ルールにそって、計算式を書く順番を決めてから、計算練習を繰り返していく方法が有効です。
また、学校の授業ではサクッと内容を説明されて、その直後に教科書の計算を解かされるため、なんとなく出来てしまうのですが、理屈(内容)の理解も非常に重要です。
例えば、ー(6-11)=5の計算。
これは( )の前のーが、-1✕(6-11)と同じことになるのを、_部分が式から省略されていることを理解しておく必要があります。
さて、少し横道に逸れましたが、下記は計算の順番の例です。
上記の様に、文字式の分数計算であるならば、「まず最初に通分!次に一つの式にまとめる!最後に同じ項をまとめる!」というように、ルールに沿って、計算の順番を決めておきましょう。
ある程度の順番が決まっていると、計算の手順に迷うこともありません。
上記の後は、単純ですが、「反射的に計算出来るように、ひたすら計算練習!」となります。
数学が苦手な生徒さん、計算練習を面倒がらずにしっかり行ってください!
熊本個別指導教室、大牟田個別指導教室では、こういった計算練習も安価受講出来る「集団個別コース」もご用意しております。
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